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2013年11月

2013年11月26日 (火)

十字架の原因

◆説教タイトル:「十字架の原因」
◆聖書 新約聖書 マルコ15章1~15節

15: 1 夜が明けるとすぐに、祭司長たちをはじめ、長老、律法学者たちと、
  全議会とは協議をこらしたすえ、イエスを縛って連れ出し
  ピラトに引き渡した。

15: 2 ピラトはイエスに尋ねた。「あなたは、ユダヤ人の王ですか。」
  イエスは答えて言われた。「そのとおりです。」

15: 3 そこで、祭司長たちはイエスをきびしく訴えた。

15: 4 ピラトはもう一度イエスに尋ねて言った。
 「何も答えないのですか。見なさい。
  彼らはあんなにまであなたを訴えているのです。」

15: 5 それでも、イエスは何もお答えにならなかった。それにはピラトも驚いた。

15: 6 ところでピラトは、その祭りには、
  人々の願う囚人をひとりだけ赦免するのを例としていた。

15: 7 たまたま、バラバという者がいて、
  暴動のとき人殺しをした暴徒たちといっしょに牢に入っていた。

15: 8 それで、群衆は進んで行って、いつものようにしてもらうことを、
  ピラトに要求し始めた。

15: 9 そこでピラトは、彼らに答えて、
 「このユダヤ人の王を釈放してくれというのか」と言った。

15:10 ピラトは、祭司長たちが、ねたみからイエスを引き渡したことに、
  気づいていたからである。

15:11 しかし、祭司長たちは群衆を扇動して、
  むしろバラバを釈放してもらいたいと言わせた。

15:12 そこで、ピラトはもう一度答えて、
 「ではいったい、あなたがたがユダヤ人の王と呼んでいるあの人を、
  私にどうせよというのか」と言った。

15:13 すると彼らはまたも「十字架につけろ」と叫んだ。

15:14 だが、ピラトは彼らに、「あの人がどんな悪い事をしたというのか」と言った。
  しかし、彼らはますます激しく「十字架につけろ」と叫んだ。

15:15 それで、ピラトは群衆のきげんをとろうと思い、バラバを釈放した。
  そして、イエスをむち打って後、十字架につけるようにと引き渡した。

・イエスさまの十字架の原因は、当時の指導者たちのねたみです。
ねたみは必ず表に現われます。
それに気づかないようにしても、私たちの動機の深いところにあり、
人を傷つけるものになります。
現に、ねたみがイエスさまを十字架につけたのです。
私たちにもねたみの心があります。

・イエスさまの十字架の原因のもう一つは、
人からの評価を気にして正しさを曲げてしまう心です。
ローマ総督ピラトがまさしくそうでした。私たちにも同じ心があります。

・これら以上にイエスさまが十字架の道を選ばれた原因、理由は、
イエスさまの私たちへの愛です。
イエスさまは否応なく、抵抗できないままに十字架で死なれたのではありません。
私たちを愛し救うために境界線を越えてこの世界に来て下さり、
身代わりとなって私たちを救って下さったのです。
ここにクリスマスの喜びとお祝いの理由があります。

2013年11月19日 (火)

プライドが打ち砕かれた後にあるもの

◆説教タイトル:「プライドが打ち砕かれた後にあるもの」

◆聖書 新約聖書 マルコ14章66~72節


14:66 ペテロが下の庭にいると、大祭司の女中のひとりが来て、

14:67 ペテロが火にあたっているのを見かけ、彼をじっと見つめて、言った。
  「あなたも、あのナザレ人、あのイエスといっしょにいましたね。」

14:68 しかし、ペテロはそれを打ち消して、
  「何を言っているのか、わからない。
    見当もつかない」と言って、出口のほうへと出て行った。
  {すると、鶏が鳴いた。}

14:69 すると女中は、ペテロを見て、そばに立っていた人たちに、
    また、「この人はあの仲間です」と言いだした。

14:70 しかし、ペテロは再び打ち消した。
    しばらくすると、そばに立っていたその人たちが、またペテロに言った。
  「確かに、あなたはあの仲間だ。ガリラヤ人なのだから。」

14:71 しかし、彼はのろいをかけて誓い始め、
  「私は、あなたがたの話しているその人を知りません」と言った。

14:72 するとすぐに、鶏が、二度目に鳴いた。そこでペテロは、
  「鶏が二度鳴く前に、あなたは、わたしを知らないと三度言います」 
    というイエスのおことばを思い出した。
    それに思い当たったとき、彼は泣き出した。

・ペテロは、最後までイエスさまについていく自信をもっていましたが、
実際はイエスさまを知らないと3度も言いました。
ペテロは自分で自分の姿を知らないでいたのです。

・でもイエスさまは、ペテロの罪も弱さもすべてをご存知でした。
そしてペテロを受け入れ、ペテロを愛し、ペテロに期待しておられたのです。

・やがてペテロは、よみがえったイエスさまに再会しました。
プライドを打ち砕かれたペテロがしたことは、
もう一度イエスさまに従う決心をし、祈ることでした。
だからペテロは、任された務めを立派に果たすことができたのです。

2013年11月12日 (火)

第一のことを第一に

◆説教タイトル:「第一のことを第一に」

◆聖書 旧約聖書 ハガイ1章1~15節

1: 1 ダリヨス王の第二年の第六の月の一日に、預言者ハガイを通して、
   シェアルティエルの子、ユダの総督ゼルバベルと、
   エホツァダクの子、大祭司ヨシュアとに、次のような主のことばがあった。

1: 2 「万軍の主はこう仰せられる。この民は、主の宮を建てる時はまだ来ない、と
1: 3 ついで預言者ハガイを通して、次のような主のことばがあった。

1: 4 「この宮が廃墟となっているのに、
   あなたがただけが板張りの家に住むべき時であろうか。

1: 5 今、万軍の主はこう仰せられる。あなたがたの現状をよく考えよ。

1: 6 あなたがたは、多くの種を蒔いたが少ししか取り入れず、
   食べたが飽き足らず、飲んだが酔えず、着物を着たが暖まらない。
   かせぐ者がかせいでも、穴のあいた袋に入れるだけだ。

1: 7 万軍の主はこう仰せられる。あなたがたの現状をよく考えよ。

1: 8 山に登り、木を運んで来て、宮を建てよ。
   そうすれば、わたしはそれを喜び、わたしの栄光を現わそう。
   主は仰せられる。

1: 9 あなたがたは多くを期待したが、見よ、わずかであった。
   あなたがたが家に持ち帰ったとき、わたしはそれを吹き飛ばした。
   それはなぜか。――万軍の主の御告げ――
   それは、廃墟となったわたしの宮のためだ。
   あなたがたがみな、自分の家のために走り回っていたからだ。

1:10 それゆえ、天はあなたがたのために露を降らすことをやめ、
   地は産物を差し止めた。

1:11 わたしはまた、地にも、山々にも、穀物にも、新しいぶどう酒にも、
   油にも、地が生やす物にも、人にも、家畜にも、
   手によるすべての勤労の実にも、ひでりを呼び寄せた。」

1:12 そこで、シェアルティエルの子ゼルバベルと、エホツァダクの子、
   大祭司ヨシュアと、民のすべての残りの者とは、彼らの神、主の御声と、
   また、彼らの神、主が遣わされた預言者ハガイのことばとに聞き従った。
   民は主の前で恐れた。

1:13 そのとき、主の使いハガイは、主から使命を受けて、民にこう言った。
  「わたしは、あなたがたとともにいる。――主の御告げ――」

1:14 主は、シェアルティエルの子、ユダの総督ゼルバベルの心と、
   エホツァダクの子、大祭司ヨシュアの心と、
  民のすべての残りの者の心とを奮い立たせたので、
   彼らは彼らの神、万軍の主の宮に行って、仕事に取りかかった。

1:15 それは第六の月の二十四日のことであった。

・人生で大切なことは選択です。
正しい優先順位を理解し、第一のことを第一にすることです。

・イスラエル人は戦争で廃墟となった神殿を再建するために帰ってきました。
やがて神殿より自分たちの生活を優先するようになりました。
預言者ハガイは、優先順位を間違えたたためにどのような状況になっているかを考えるように勧めました。

・そのうえで神殿再建のために働くことを優先するように語ったのです。
神さまを礼拝し、神さまにささげ、神さまに喜んでもらうことが第一のことです。
この姿勢が本来の私たちの生き方です。
神さまご自身が、御子キリストを私たちの身代わりに十字架につけられました。
神さまご自身が私たちのことを愛して私たちを優先して下さっているのです。
この感謝と喜びをもって、私たちは神さまが喜ばれることを選択していくのです。
それが私たち自身の喜びとなるのです。

2013年11月 5日 (火)

愛をもって真理を語る

◆説教タイトル:「愛をもって真理を語る」

◆聖書 新約聖書 マルコ14章43~65節


14:43 そしてすぐ、イエスがまだ話しておられるうちに、
    十二弟子のひとりのユダが現われた。
    剣や棒を手にした群衆もいっしょであった。
    群衆はみな、祭司長、律法学者、長老たちから差し向けられたものであった。

14:44 イエスを裏切る者は、彼らと前もって次のような合図を決めておいた。
  「私が口づけをするのが、その人だ。
    その人をつかまえて、しっかりと引いて行くのだ。」

14:45 それで、彼はやって来るとすぐに、イエスに近寄って、
  「先生」と言って、口づけした。

14:46 すると人々は、イエスに手をかけて捕らえた。

14:47 そのとき、イエスのそばに立っていたひとりが、
    剣を抜いて大祭司のしもべに撃ちかかり、その耳を切り落とした。

14:48 イエスは彼らに向かって言われた。
  「まるで強盗にでも向かうように、剣や棒を持って
    わたしを捕らえに来たのですか。
    わたしは毎日、宮であなたがたといっしょにいて、教えていたのに、
    あなたがたは、わたしを捕らえなかったのです。
    しかし、こうなったのは聖書のことばが実現するためです。」

14:50 すると、みながイエスを見捨てて、逃げてしまった。

14:51 ある青年が、素はだに亜麻布を一枚まとったままで、
 
14:52 すると、彼は亜麻布を脱ぎ捨てて、はだかで逃げた。

14:53 彼らがイエスを大祭司のところに連れて行くと、
    祭司長、長老、律法学者たちがみな、集まって来た。

14:54 ペテロは、遠くからイエスのあとをつけながら、
    大祭司の庭の中まで入って行った。
    そして、役人たちといっしょにすわって、火にあたっていた。

14:55 さて、祭司長たちと全議会は、イエスを死刑にするために、
    イエスを訴える証拠をつかもうと努めたが、何も見つからなかった。

14:56 イエスに対する偽証をした者は多かったが、一致しなかったのである。

14:57 すると、数人が立ち上がって、イエスに対する偽証をして、
    次のように言った。

14:58「私たちは、この人が『わたしは手で造られたこの神殿をこわして、
    三日のうちに、手で造られない別の神殿を造ってみせる』
    と言うのを聞きました。」

14:59 しかし、この点でも証言は一致しなかった。

14:60 そこで大祭司が立ち上がり、真ん中に進み出てイエスに尋ねて言った。
  「何も答えないのですか。
    この人たちが、あなたに不利な証言をしていますが、
    これはどうなのですか。」

14:61 しかし、イエスは黙ったままで、何もお答えにならなかった。
    大祭司は、さらにイエスに尋ねて言った。
  「あなたは、ほむべき方の子、キリストですか。」

14:62 そこでイエスは言われた。
  「わたしは、それです。人の子が、力ある方の右の座に着き、
    天の雲に乗って来るのを、あなたがたは見るはずです。」

14:63 すると、大祭司は、自分の衣を引き裂いて言った。
  「これでもまだ、証人が必要でしょうか。

14:64 あなたがたは、神をけがすこのことばを聞いたのです。どう考えますか。」
   
    すると、彼らは全員で、イエスには死刑に当たる罪があると決めた。

14:65 そうして、ある人々は、イエスにつばきをかけ、御顔をおおい、
    こぶしでなぐりつけ、「言い当ててみろ」などと言ったりし始めた。
    また、役人たちは、イエスを受け取って、平手で打った。

・イエスさまが捕えられた夜、ユダはイエスさまを裏切りました。
弟子たちは逃げていきました。
ルールを破って夜中に議会が開かれました。
イエスさまを罪に定めるために嘘の証言をする人たちがいました。
誰もが真実を曲げてしまい、誠実な態度を捨ててしまいました。
しかしこれは私たちにも起こることです。

・イエスさまは、真実のことばをまっすぐに語られました。
ご自分がメシヤ、キリストであることを宣言されました。
そう言わなければ十字架にかからずにすんだかもしれません。
でもイエスさまはご自分から十字架の道を進まれたのです。
真理を曲げず、人々を愛して救おうとして、宣言されたのです。

・イエスさまのいのちがけの宣言で私たちは救われました。
それは私たちもイエスさまのように生きるためです。

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